永光寺 (古河市)
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永光寺 | |
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所在地 | 茨城県古河市尾崎954 |
位置 | 北緯36度12分12.1秒 東経139度49分59秒 / 北緯36.203361度 東経139.83306度座標: 北緯36度12分12.1秒 東経139度49分59秒 / 北緯36.203361度 東経139.83306度 |
山号 | 道楽山 |
院号 | 地蔵院 |
宗旨 | 真言宗 |
宗派 | 豊山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 承和10年(843年) |
開山 | 無善和尚 |
札所等 |
葛飾坂東観音霊場番外札所 北関東三十六不動尊霊場第34番 |
法人番号 | 3050005005838 |
永光寺(えいこうじ)は、茨城県古河市尾崎にある真言宗豊山派の寺院。
概要
[編集]道楽山、地蔵院と号す。承和10年(843年)に無善和尚によって開山された。その後、天明2年(1782年)、第18世の宥覚の頃に伽藍が整い、数多くの末寺を有して隆盛を極めた。寛政3年(1791年)には、殿堂供養塔が建立されている。この塔は無善和尚の徳を称えて建立されたものである。そこには門人の数都合21人と記されており、当時の隆盛ぶりが窺い知れる。参道を登りつめれば、正面に巨大な石造の不動明王が法安されている。左に入った所に入母屋造り、瓦葺の本堂があり、ご本尊である不動明王が安置されている。境内には8メートルの高さの牡丹観音像(石像)やミニ四国霊場もある。
永光寺は、「花の寺」としても知られており、4月から5月頃には、牡丹5000株などが咲く。その花に魅せられて参拝に来る人々は数万人にも及ぶといわれる。牡丹以外にも、梅、桜、石楠花、ツツジ、アジサイなどがみられ、年間を通じて花の絶えることがない寺である。
寺宝
[編集]- 殿堂供養塔
- 大日如来
- 十一面観音
- 五鈷鈴
- 中国製香炉
葛飾坂東観音霊場
[編集]永光寺は葛飾坂東観音霊場の番外札所である。ご詠歌は 「なにごとも 尾崎の寺のかんぜおん たのむ姿ぞ うつくしきかな」[1]
葛飾坂東観音霊場では各寺院に「ご詠歌」があり、参拝時にご詠歌を唱えることは、経文読唱と同じ功徳があるとされる。[2]
脚注
[編集]- ^ 鈴木印刷所 制作・印刷・製本 『葛飾坂東札所めぐり公認ガイドブック 葛飾坂東観音御開帳』 平成26年(2014年)、66頁(永光寺)
- ^ 鈴木印刷所 制作・印刷・製本 『葛飾坂東札所めぐり公認ガイドブック 葛飾坂東観音御開帳』 平成26年(2014年)、11頁(葛飾坂東観音御開帳のあらまし)